【開催案内】サイバー安全保障体制整備準備室と共催シンポジウム(2025年6月24日)

 2025年5月16日、我が国のサイバーセキュリティ政策の転換点とも言える「能動的サイバー防御」に関する新たな2つの法律(以下「新・サイバー防御法」)が、通常国会にて成立しました。新・サイバー防御法は、①官民連携の強化、②通信情報の利用、③アクセス・無害化措置の3つを取組の柱として、サイバー対処能力を抜本的に強化し、より早期かつ効果的にサイバー攻撃を把握し対応できるようにするものです。

 このたび、慶應義塾大学と内閣官房サイバー安全保障体制整備準備室は、新・サイバー防御法の意義と今後の展望について広く理解を深めることを目的に、シンポジウム「新・サイバー防御法を識る~みんなで備えよう、新・サイバー防御~」(仮称)を開催いたします。

 ムーンショット型研究開発事業目標1の新保プロジェクト「アバターを安全かつ信頼して利用できる社会の実現」では、サイバネティック・アバター(CA)を安全かつ安心して利用するためのセキュリティ技術の開発と制度設計の両輪で研究を進めています。CAの社会実装に向けたサイバーセキュリティ対策の重要性を学術的・実践的視点から検討する上で、新・サイバー防御法の意義と今後の展望について理解を深める貴重な学びと対話の機会となる本シンポジウムを企画いたしました。

 企業と官公庁の政策関係者やセキュリティ担当者、また研究者・学生など様々な立場の皆さまのご参加をお待ちしております。

 本研究は、JSTムーンショット型研究開発事業、JPMJMS2215の支援を受けたものです。

プログラム詳細・参加申し込みはこちらから https://peatix.com/event/4434755/view